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鳴子ホテル女将日記 > 救援物資は被災地を襲う第二の災害

救援物資は被災地を襲う第二の災害

人手や体制が整ってない、

輸送のタイムラグがあると様々な障害が生まれるのですね。

賛否意見はあると思いますが、

今は義援金が一番の支援になるようです。


※以下は、@kyuushuuさんからの引用です。




【個人で救援物資の郵送ちょっと待った!】

九州ではまだ地震が続いています。

※以下はfacebookでの福岡市の高島市長の投稿


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市民の皆さんも繰り返し流れるニュース映像などを見れば、

何か自分も物資を送りたいとか、

ボランティアで動きたいなど、

助け合いの熱い気持ちで自分に出来ることはないか

を考えていらっしゃる方も多いと思います。

ただ、災害対応は一般的には発生から72時間を人命救助優先とし、

その後仮設住宅の建設などの生活支援を中心とする対応を経て、

本格的な復旧・復興期へと移行していくことになります。

被災支援については、

その段階に合わせた支援を行うことが求められるのです。

私自身もこのことは東日本大震災の時に学びました。



現時点で市民の皆さんへ協力をお願いできることは義援金です。

福岡市民に対して現物での支援物資の協力は

今のところ求めていませんと昨日もお伝えました。

実は、福岡市など行政が要請に基づいて送る毛布やお米は規格品で、

10枚・100枚とすぐに運べて配布できる災害対応のものなのです。

今はまだ災害発生直後で、避難所やボランティアの体制も整っていません。



被災した相手の受け入れ態勢が整っていないと、

何が入っているか分からないダンボールを開けて、

全国から送られてくるバラバラな品、

規格を整理して仕分けすることは逆に労力的にもスペース的にもものすごく負担になるのです。

だから本当に現物が必要な時は行政から具体的にお願いします。

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特に九州人は見ず知らずの人でも困っていたら

なりふり構わず助けにいく人情気質です。

熱くなってしまうけどちょっと待った!

冷静に、落ち着いて情報収集しよう。

現時点では規模のある行政や団体に託す方が早く届きそうですから。

※4/17時点、福岡市では物資の受付が開始されました!




個人の救援物資をお考えの方、少し落ち着いてください。

北海道南西沖地震では処分費に1億以上かかりました。

自治体負担です。


阪神淡路大震災の時は100万個の荷物が届き、

かなりの人手を要しました。

物資の処分に2800万かかった自治体もあります。

新潟県中越地震では仕分け作業だけで不眠不休状態。

それなのに倉庫で大量に眠ることに。



送る前に#第二の災害 を調べてみてください。

今まで何度も問題になってきた事です。

個人の救援物資は被災地の時間、

場所、人手を奪い、

最終的には処分費用が被災地に大きくのしかかっています。

私も個人の救援物資を仕分け作業した事があります。

仕分けに人が取られ、

目の前で困っている人に手を差しのべる事が出来ない気持ちを体験しました。



【追記】被災者に直接義援金を届けたい方は、

日本赤十字社に募金してください。





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